しかし同じオールアバウトでも用語辞典とガイドではちょっと違う。
住田友男氏のガイドである。
お金に関する行為には、「貯蓄」「投資」「投機」「賭博」の4つがあります。
それぞれ受ける印象はだいぶ違いますね。まず「貯蓄」。これは元本を維持しながら資産を増やしていく方法です。
毎月のお小遣いを少しずつ貯めていくイメージですね。「賭博」は偶然の勝敗によって利益を争うこと。いわゆるギャンブルです。この2つは理解できるでしょう。
問題は「投資」と「投機」の違いです。これがきちんと理解されていないがために、お金との付き合いを狭めてしまっているケースが見受けられます。
今回は投資と投機について解説していきましょう。
人材「投資」はラクじゃない人事部にいる友人に、昨今の採用事情を聞いていて驚きました。ある意識調査によると、新入社員の3割以上が将来の転職や独立を考えているのだそうです。1つの会社で一生勤め上げるという時代ではなくなったのでしょうが、それほど多くの人が入社した当時から次の道を考えているのですね。
ただし企業側からすると、そう簡単に辞めてもらっては困ります。採用活動にあたっては、募集告知から書類選考、筆記試験、面接試験など、多くのお金と労力をかけます。入社してもらった後も、研修や福利厚生によってサポートをします。知識や能力を身に付け、いずれ会社に貢献してくれると期待するからこそ、コストをかけるのです。
今やビジネス現場ではスピードと効率が優先される時代。人材にかけるコストにも無駄は許されません。
ですから採用する側は必死です。履歴書に書いてあるプロフィールがいかに素晴らしくても、それだけで採用を決める訳にはいきません。
提出書類の項目を練り直したり、面接試験に時間をかけたりして、その人物の志向や意識をつかむ努力をします。誰が自社に長く勤めてくれて、大きな貢献をしてくれるのか。自社が必要としているのはどんな人材なのか。様々な情報を集めて判断を下します。
そして、採用だけでなく、人材育成・研修にも力を入れているわけです。
これらの活動にかけるコストは「人材投資」と表現することがあります。
ただし「人材投機」とは言いませんね。
これだけではわかりにくいですね。
オールアバウトのガイドの中にもう少しわかり易く具体例をクイズで出してられます。
